NISA

【ディフェンシブ銘柄特集】NISAで投資するのにおすすめの高配当銘柄10選!

2014年1月から始まった少額投資非課税制度NISAは、2018年12月末時点で1,150万口座を突破しています。

しかし、金融庁の統計によると、NISA口座のうち半数に上る518万口座は、入金もされず手付かずのままとなっています。

政府公認の個人投資家優遇制度であるNISAを活用しないのはもったいないとしか言いようがありませんが、多くの個人投資家はNISAでどのような銘柄に投資していいのか分からないため仕方のない面もあります。

NISA口座で投資すべきおすすめの銘柄を抑えておきましょう。

 

NISA口座で投資するメリット

NISAは、2014年1月から始まった少額からの投資を行う個人投資家のための非課税制度です。

株式投資で発生した利益を確定するときには一律20.315%の税金が発生しますが、NISA口座内では年間120万円の非課税枠が最長5年間に渡って有効となります。

例えば、年間120万円ずつ5年間積み立て投資をして、値上がり益や配当金で合計100万円の利益が出ていた場合には、その利益に対して約20万円の税金が発生します。このときNISA口座内で投資していた場合には、値上がり益・配当金は非課税となるため税金は発生しません。

NISAの対象商品は、株式投資信託や国内株、外国株、上場投資信託(ETF)、REITなどあらゆる金融商品が対象となります。

ただ、NISA口座は1人につき1つの金融機関でしか口座開設することができません。また、2018年1月からはより長期の資産形成に特化した「つみたてNISA」も始まっていますが、NISA口座とつみたてNISA口座はどちらか1つしか開設することができません。

一般的には、国内株や外国株といった個別株投資をする場合はNISAがおすすめで、投資信託による長期の積立をする場合はつみたてNISAを選択するのがおすすめとなります。

 

NISAで投資するのにおすすめの銘柄選びのポイント

・NISAで投資するべき銘柄は、値動きリスクが小さく、配当利回りが3%以上の高配当銘柄。
・「配当利回り」は要チェック!3%以上あることがポイント。
・東証一部に上場している安全な銘柄(ディフェンシブ銘柄)であることも重要。
・「直近5年間の値上がり率」も要確認。
・「最低投資金額」も要チェック!

 

NISAで投資するのにおすすめの銘柄選びのポイントを抑えておきましょう。

NISA口座で投資するのにおすすめの高配当銘柄とは?

NISA口座は、デイトレードやスイングトレードといった短期投資から、最長5年間の長期投資まで、どのような目的の株式投資にも使うことができます。ただ、NISAの投資枠は一度使ってしまったら復活しません。このため、NISAは不確定な短期投資に使うべきではありません。

株式投資の利益には値上がり益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)の2種類があり、NISA口座ではいずれの利益も非課税となります。

ただ、株価が値上がりするかどうかは誰にも予測できない不確定なものですが、配当金は基本的には確実に貰うことができます。

NISAで投資するのにおすすめしたいのは、大暴落するリスクがなく、確実に配当金が貰える銘柄です。

「配当金がどのくらい貰えるか?」を示す指標としては、「配当利回り」があります。

「配当利回り」は、“1株当たり配当金”÷“現在株価”で求めることができ、配当利回りが高ければ高いほど、より多くの配当金が貰えることを意味します。

特に、配当利回りが3%を超えている銘柄は「高配当銘柄」と呼ばれています。

ただ、配当利回りは高くとも、危険な値動きをするハイリスク銘柄も新興銘柄を中心に少なくありません。

高配当銘柄に投資するときは、業績が安定していて値動きリスクが小さい安全なディフェンシブ銘柄かつ配当利回りが3%以上の銘柄を選ぶことがポイントになります。

 

NISAで投資するのにおすすめの高配当銘柄の選び方ポイント

高配当銘柄を選ぶ上では、「配当利回り」を必ずチェックしておきましょう。具体的には、配当利回りが3%以上の銘柄を選ぶことがポイントです。

同時に、値動きリスクが小さい「安全な銘柄(ディフェンシブ銘柄)」であることも重要です。東証一部に上場していてかつ、誰もが名前を知っている大企業の中から高配当株を選ぶようにしましょう。なお、今回紹介する高配当銘柄は、いずれも東証一部に上場している安全な銘柄となっています。

NISAでは配当金も非課税となりますが、値上がり益も非課税となります。「直近5年間の値上がり率」も確認しておきましょう。
※2014年6月から2019年5月までの値上がり率の値を記載しています。

ただし、直近5年間に値上がりしているからといって、これからも上がり続ける保証はありません。むしろ、直近5年間に大きく値下がりとなっているということは、これから安く仕込める可能性があるということでもあります。

最後に、「最低投資金額」を確認しておきましょう。最低投資金額が小さければ、NISA口座の120万円をフル活用して高配当銘柄に分散投資することも可能となります。

 

NISAで投資するのにおすすめの銘柄10選!

NISAで投資するのにおすすめの銘柄をランキング形式で見ていきましょう。

 

第10位 日本最大の預金金融機関!【7182】ゆうちょ銀行

配当利回り 4.49%
直近5年間の値上がり率 -33.80%(1,680円→1,112円)
最低投資金額 111,200円

【7182】ゆうちょ銀行は、日本最大の預金金融機関として知られています。直近5年間では-33%という大きな値下がりとなっていますが、これは2015年11月のIPO直後に大きく下げたからであり、直近4年間で見ると1,199円→1,112円とほとんど下げていません。同社はディフェンシブ銘柄の代表格のような銘柄であり、資金を守りながら配当金を受け取りたい場合にはおすすめです。

 

第9位 ディフェンシブ高配当銘柄!【6178】日本郵政

配当利回り 4.15%
直近5年間の値上がり率 -26.30%(1,631円→1,202円)
最低投資金額 120,200円

【6178】日本郵政は、郵政グループの持ち株会社です。この5年間は-26%以上の値下がりとなっていますが、これはゆうちょ銀行と同じく、IPO直後の大きな乱高下が原因であり、直近3年間で見ると1,241円→1,202円と小幅の下落となっています。もしも、高配当株として3年間投資していた場合にはトータルで+10%程度の利回りとなっています。

 

第8位 少額投資できるメガバンク株!【8411】みずほフィナンシャルグループ

配当利回り 4.87%
直近5年間の値上がり率 -26.10%(208円→153.7円)
最低投資金額 15,370円

【8411】みずほフィナンシャルグループは、高配当メガバンク株です。直近5年間では-26%と大きく下げているため、配当金を含めるとトータルではほぼトントンとなっています。ただ、株価が値下がりしたことによって配当利回りもよくなっているため、これから投資するにはおすすめの銘柄です。最低投資金額は約1万5,000円と投資しやすいこともポイントです。

 

第7位 安定の製薬大手!【4502】武田薬品工業

配当利回り 4.90%
直近5年間の値上がり率 -21.91%(4,699円→3,669円)
最低投資金額 366,900円

【4502】武田薬品工業は、国内製薬トップ企業として知られています。アイルランドの製薬大手シャイアーの買収が投資家からリスク要因とみなされたこともあり、直近5年間で株価は下げていますが、それだけ配当利回りも高くなっています。日本はもちろん世界的に高齢化が進展していることから、製薬は成長産業としても期待されます。配当金だけでなく株価の上昇も期待できる銘柄です。

 

第6位 国内最大の金融グループ!【8306】三菱UFJファイナンシャルグループ

配当利回り 4.98%
直近5年間の値上がり率 -19.30%(621円→501.1円)
最低投資金額 50,110円

【8306】三菱UFJファイナンシャルグループは、言わずと知れた国内最大の金融グループ・メガバンク株です。この5年間で株価が値下がりしたことから、配当利回りは5%前後まで上がっています。また、最低投資金額は約5万円となっており、少額からの投資が可能な点も魅力的です。

 

第5位 大手携帯キャリア!【9437】NTTドコモ

配当利回り 4.80%
直近5年間の値上がり率 +44.08%(1,732円→2,495.5円)
最低投資金額 249,550円

【9437】NTTドコモは、言わずと知れた携帯キャリア大手です。配当利回りが高いのはもちろん、この5年間で+44%の値上がりとなっています。この5年間保有していれば、4%以上の配当金が5年分得られたことに加えて、+44%の値上がりを享受できていたため、年率10%以上の運用利回りとなっていたことになります。また、同社は次世代通信規格5G(ファイブジー)の普及において中心的な企業となることから、成長企業としても期待されます。

 

第4位 安定の大商社株!【8053】住友商事

配当利回り 5.73%
直近5年間の値上がり率 +14.65%(1,368円→1,568.5円)
最低投資金額 156,850円

【8053】住友商事は、大手商社です。安定の商社株の中でも、配当利回りが特に高くなっていることで知られています。直近5年間では+14%の値上がりとなっており、もしも5年間保有していたら、年間5%の配当金も5回受け取れていたため、5年間のトータル利回りは+40%にも上っていたことになります。

 

第3位 世界的自動車メーカー!【7201】日産自動車

配当利回り 5.44%
直近5年間の値上がり率 -23.55%(961円→734.6円)
最低投資金額 73,460円

【7201】日産自動車は、JTと並ぶ代表的な高配当銘柄として知られています。ゴーン会長の逮捕で揺れたこともあり、株価はこの5年間で値下がりしているものの、配当利回りは5%以上になっています。また、10万円未満から投資できるのも魅力の一つです。

 

第2位 IPOしたばかりの高配当銘柄!【9434】ソフトバンク

配当利回り 6.02%
直近5年間の値上がり率 -3.62%(1,463円→1,410円)
最低投資金額 141,000円

【9434】ソフトバンクは、2018年12月に新規上場したばかりの高配当銘柄です。携帯キャリアの一角であることから、業績には絶対的な安定性があり、長期投資におすすめの高配当銘柄となっています。配当利回りは6%前後と、個人投資家にも人気の高配当銘柄となっています。

 

第1位 東証を代表するディフェンシブ高配当銘柄!【2914】JT

配当利回り 6.17%
直近5年間の値上がり率 -27.73%(3,469円→2,507円)
最低投資金額 249,250円

【2914】JTは、日本株を代表する高配当銘柄です。この5年間は値下がりしたことから、配当利回りは驚異の6%越えとなっています。たばこは安定した業績が見込めることから、業績悪化によって大暴落するリスクも小さい安全なディフェンシブ銘柄です。

 

NISAで投資するのにおすすめの高配当銘柄比較一覧表

▼スマホの方は横スライドでご覧ください▼

高配当銘柄 配当利回り 直近5年間の値上がり率 最低投資金額
【2914】JT 6.17% -27.73% 249,250円
【9434】ソフトバンク 6.02% -3.62% 141,000円
【7201】日産自動車 5.44% -23.55% 73,460円
【8053】住友商事 5.73% +14.65% 156,850円
【9437】NTTドコモ 4.80% +44.08% 249,550円
【8306】三菱UFJファイナンシャルグループ 4.98% -19.30% 50,110円
【4502】武田薬品工業 4.90% -21.91% 366,900円
【8411】みずほフィナンシャルグループ 4.87% -26.10% 15,370円
【6178】日本郵政 4.15% -26.30% 120,200円
【7182】ゆうちょ銀行 4.49% -33.80% 111,200円

 

 

NISAで株式投資するときの注意点

NISA口座で株式投資するときの注意点を抑えておきましょう。

分散投資するようにする

株式投資において、一つの銘柄ではなく複数の銘柄に資金を分散させる分散投資は、リスクヘッジをするには欠かせません。

NISA口座の120万円は小さいように思えますが、この範囲内で分散投資することは十分可能です。

具体的には、今回紹介してきた高配当銘柄のJT、ソフトバンク、日産自動車、住友商事、NTTドコモに5分散することも可能となります。

NISAで個別銘柄に投資するときは、3~5銘柄程度に分散投資するようにしましょう。

 

初心者にはつみたてNISAの方がおすすめ

個別株投資(アクティブ投資)は、投資信託によるインデックス投資に比べると非常に難しいというのが実態です。

特に、個別銘柄の長期投資になるとプロの投資家でも難しく、投資経験が少ない初心者にとってはほぼギャンブル同然の行為となると言っても過言ではありません。

このため、投資初心者が長期的な積み立てをする場合には、NISAで個別株投資をするのではなく、つみたてNISAで投資信託に投資することをおすすめします。

 

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