【世界経済リスクに備える】円高に強いおすすめの資産運用5選!

円高は、資産運用をする投資家にとっては逆風となることが多くなります。

民主党政権時代の超円高の状況では、日経平均株価は1万円を下回っており、日本株は悲惨なことになっていたのはまだ記憶に新しいことかと思います。

アベノミクスと日銀の異次元金融緩和によって円安に振れたこともあり、日経平均株価は2万円を回復しましたが、またいつ円高に振れてもおかしくありません。

特に、昨今は、米中貿易摩擦を背景とした世界経済リスクから、世界中の投資家が「有事の円買い」をしてもおかしくなく、2019年は円高に振れるという予測は少なくありません。

また、アメリカのトランプ政権はドル安政策を進めていることからも、円高圧力が強まることが懸念されています。

今回は、円高に強いおすすめの投資方法を紹介していきます。

円高に強い投資を抑えておき、円高に備えておきましょう!

 

円高に強い投資を行うメリットとは?

世界の中で日本円は安全通貨となっており、米中貿易摩擦のような世界経済リスクが表面化すると、世界中の投資家が円を買うことにより円高に振れやすくなります。

つまり、円高に強い投資を行うことは、世界経済リスクに対するリスクヘッジとなります。

なお、円高が進むと、円の価値が上昇して円で買えるモノが増えるため、消費者にとっては輸入品が安く買えるようになるメリットがあります。

一方で、輸出系企業にとっては、円高は販売価格の高騰に繋がることからデメリットとなります。

円高になると原材料費が下がるというメリットはあるものの、日本の大企業には輸出系企業が多く、企業業績にとっては不利に働くことが多くなります。

また、東京証券取引所に参加している投資家の6割は外国人投資家であり、東証で付いている価格は円換算した企業価値であるため、円高になるとドルベース換算した企業価値に連動して株価は下がる傾向にあります。

つまり、円高の状況においては、日本株や外貨建て資産を持っているのは不利となります。

 

円高に強いおすすめの投資5選!

円高に強い投資の概要やメリット・デメリットを見ていきましょう。

おすすめ1 最強の安全資産!銀行預金

目安投資金額 1円~
必要な準備物 銀行口座
リスク度合い ★☆☆☆☆
リターン度合い ★☆☆☆☆

 

円高になるということは、日本円の価値が上がり、日本円で買えるモノが増えるということです。

つまり、円高になっている状況では、何もせずに銀行預金をしておくだけで、ドルベースで見た資産は増えていくということになります。

日銀がゼロ金利どころかマイナス金利政策を実施していることもあり、銀行にお金を預けておいても利息はほとんど付かず、銀行預金の残高が増えるわけではないため実感できませんが、円高になると原材料費の下落などでモノの価格が安くなるというメリットを享受することができます。

日本に住んでいると円ベースでの資産は変化しないため気付きづらいですが、円高になると、ただ円資産の銀行預金を持っているだけで豊かになっているのです。

銀行預金のメリットは、その絶対的な安全性にあります。銀行預金は「資産の金庫」としては右に出るものはありません。

銀行預金のデメリットは、利息がほとんど付かないことにあります。しかし、円高の状況下では日本円での利息は付かなくてもドルベースでは実質的な資産価値は増大しています。

なお、近年は都市銀行や地方銀行に代わって、利便性の高いネット銀行が台頭しています。「住信SBIネット銀行」や「楽天銀行」などの一部のネット銀行は、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの3大コンビニチェーンに設置してあるATMから手数料無料でお金を引き出すことが可能となっており、店舗型銀行のATMに行く理由はなくなっています。

このため、新たに銀行口座を開設するとしたら、ネット銀行がおすすめです。

 

おすすめ2 円高で資産を大きく増やす!FX取引

目安投資金額 10万円~
必要な準備物 FX口座
リスク度合い ★★★★★
リターン度合い ★★★★★

 

円高になると、あらゆる資産の価値が円に対して安くなるため、株式投資や投資信託、不動産投資などありとあらゆる投資が不利になってしまいます。

円高の状況において積極的に資産を増やす投資としては、直接円通貨に対して取引を行うFX取引が最有力となります。

FX取引とは「外国為替証拠金取引」のことで、FX業者に証拠金を預託し、通貨の売買を行うものです。

FX取引の最大の特徴は大きなレバレッジを掛けて取引できることにあります。株の信用取引では証拠金の最大3.3倍までしか取引できませんが、FX取引では証拠金の最大25倍までのレバレッジを掛けることが可能です。

FX取引では通貨ペアを売り(ショート)で入ることが可能になります。FX口座で「ドル・円」や「ユーロ・円」を売り建てしておけば、円高になればなるほど利益が増えていくことになります。

ただし、FXでは最大25倍までレバレッジを掛けた取引をすることが可能ですが、リスクも伴うためレバレッジを掛けるにしても最大5倍程度に留めておくことを推奨します。

FX口座は、世界最大のFX会社である「GMOクリック証券」や、FX口座数日本一を誇る「DMMFX」などの大手FX会社に口座を開いておくことがおすすめです。

 

おすすめ3 円高に強い内需株に投資!株式投資

目安投資金額 10万円~
必要な準備物 証券口座
リスク度合い ★★★★☆
リターン度合い ★★★★☆

 

日本の株式の売買が行われる東京証券取引所は、外国人投資家が売買代金の6割を占めています。東証で付いている価格は円換算した企業価値であるため、円高になると基本的に株価は下がる傾向にあります。

また、トヨタやソニー、ファナックなど、東証を代表する銘柄には輸出系企業が多いため、円高はダブルパンチで株価下落要因となります。

しかし、一方で、円高になると輸入品を安く仕入れて販売することができるため、内需系企業にとっては大きなメリットになります。

このように円高になると株価が上昇する銘柄は「円高メリット株」などと呼ばれています。

具体的には、石油やLNGなどを輸入している電力・ガス会社、食料品を輸入している食品メーカー、燃料費が下がる航空会社や鉄道会社などの内需株は、円高では株価が上がることが期待されます。

また、このような円高に強い内需株は配当金も多く出る傾向があるため、円高に加えて配当金も得られるというメリットがあります。

なお、株式投資ができる証券会社には店舗型の総合証券とネットで全て完結するネット証券の2種類がありますが、今の時代に手数料が高い総合証券を選ぶ理由はありません。「SBI証券」や「楽天証券」などの手数料が安いネット証券に口座を開設するようにしましょう。

 

おすすめ4 円高で利益を出す!投資信託

目安投資金額 10万円~
必要な準備物 証券口座
リスク度合い ★★★☆☆
リターン度合い ★★★☆☆

 

FX取引で「円・ドル」を売り建てしたり、株式取引で内需株を物色するといった方法は、具体的に行うとなると初心者には難易度が高く、リスクも大きいものです。

そこで、おすすめなのが円高に強い投資信託です。投資信託とは、投資家から預かった資金を一つの大きな資金としてまとめ、その資金を資産運用のプロであるファンドマネージャーが運用し、利益を投資家に還元してもらう金融商品です。

投資信託のメリットは、資産運用のプロに運用を委託するため、自分自身に資産運用のスキルや経験がなくても資産運用を可能にする点が挙げられます。

円高に強い投資信託としては、円高・ドル安の局面で利益が出る「野村ブル・ベア セレクト7(円高ドル安トレンド7)」や、内需株で構成された「ダイワ・アセアン内需関連株ファンド」などが挙げられます。

投資信託のデメリットとしては、手数料がFX取引や株式取引に比べるとやや高くなる点が挙げられます。

投資信託は、株式投資と同じく証券会社に口座を開いておくと買えるようになります。ここでも店舗型総合証券の投資信託手数料はぼったくり価格となっているため、必ずネット証券に口座を開設するようにしましょう。

 

おすすめ5 円高で安く買う!海外不動産投資

目安投資金額 1,000万円~
必要な準備物 海外不動産を扱っている不動産会社との契約
リスク度合い ★★★★★
リターン度合い ★★★★★

 

円高になると、国内の不動産はドルベースで見たときの価値が下がるため、国内不動産の資産価値も下がることが懸念されます。

特に、昨今、東京首都圏で起きている不動産価格バブルは、中国人を始めとする外国人投資家からの買いも相当多く入っていることから、円高になって日本の不動産が外国人投資家からの魅力が薄れれば、一気にバブル崩壊ということにもなりかねません。

しかし一方で、円高になれば、海外不動産を安く買えるようになるというメリットがあります。

海外の不動産であっても、日本の不動産と同じく、毎月一定の家賃収入を得ることが可能であり、売却時に値上がり益を享受することもできます。

円高になったときに海外の不動産を安く購入し、毎月一定の家賃収入を得つつ、物件価格が高騰したり円安に戻ったりしたときに不動産を高く売却するのが合理的です。

海外不動産のデメリットは、日本で不動産価格を購入するのと同様に、多くの場合は借金を負って購入するリスクを負う必要があることが挙げられます。また、海外の不動産事情は日本と違って情報が得にくいこともデメリットです。

海外不動産投資は、「住友不動産」や「三菱地所」のような大手不動産会社を通して情報を得て検討するようにしましょう。

 

円高に強いおすすめ投資方法比較一覧表

▼スマホの方は横スライドでご覧ください▼

投資方法 概要 メリット デメリット 目安投資金額 リスク度合い リターン度合い
銀行預金 日本円で預金する 安全性は最強 利息が付かない 1円~ ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆
FX取引 日本円を売り建てする 最大25倍のレバレッジを掛けられる リスクが大きい 10万円~ ★★★★★ ★★★★★
株式投資 内需株に投資する 配当金も得られる 銘柄選びが難しい 10万円~ ★★★★☆ ★★★★☆
投資信託 円高に強い商品を買う FXや株に比べて簡単に投資できる 手数料が高い 10万円~ ★★★☆☆ ★★★☆☆
海外不動産投資 海外不動産に投資する 安定収入となり、値上がり益も得られる 必要資金が多い 1,000万円~ ★★★★★ ★★★★★

 

まとめ

今回は、円高に強い投資としておすすめ方法として、銀行預金、FX取引、株式投資、投資信託、海外不動産投資を紹介してきました。

円高は、外国人投資家が多い日本株に悪影響を与えるだけでなく、外国株や海外預金などの外貨建て資産の資産価値も棄損することから、投資環境には逆風となります。

一方で、円預金で保有する銀行預金はドルベースで換算すると大きく増えることになり、銀行預金で多くの資産を保有する日本人全体の資産という観点から見ると円高は悪いことでもありません。

また、円高が進むと見るならば、FX口座で「ドル・円」などを売り建てすることで、より大きな利益を得ることも可能となります。

2019年は、米中貿易摩擦やイギリスのEU脱退(ブレグジット)などの世界経済リスクが表面化しつつあり、いつ「有事の円買い」が起こって円高に振れるか分かりません。

円高に強い資産運用を意識しておき、円高に備えておきましょう!

 

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