モネロ(XMR)将来性
更新日 2018.05.28
通貨

【今後の予想】モネロ(XMR)の将来性を徹底的に考えてみた

モネロとは

 

モネロとは

モネロ(XMR)はアルトコインの1つで、2014年4月18日に、Riccardo Spagniを中心としたチームによってリリースされました。名前の由来はエスペラント語で「コイン」です。

 

多くの仮想通貨はビットコインのソースコードを元に開発されていますが、モネロはCryptoNoteというプロトコルを採用し「Bytecoin(バイトコイン)」を元に開発されています。

 

これによりモネロは、高い匿名性を持つ通貨として注目されることとなりました。他の仮想通貨は送金履歴から追跡できます。しかし、モネロでは追跡できません。

 

このようにプライバシーを守るという機能を持っている仮想通貨がモネロです。

 

 

 

モネロの特長

モネロの特長は「匿名性」に特化していることです。他の仮想通貨であれば、調べると送金の記録や財産の記録がわかってしまいます。しかし、モネロは匿名性を高めているため、そのような記録が第三者に見られる心配がありません。

 

匿名性を高めているのは下記の2点。

・リング署名
・ワンタイムアドレス

 

まず、リング署名について。これは送金時に行われるデータの署名を、特定のグループでまとめて行うというものです。これにより、誰が送金したかを特定できなくします。

 

例えば、Aさんが送金する場合。送金時に行われる電子署名は、秘密鍵(プライベートキー)と公開鍵(パブリックキー)の2つを用いて行います。しかし、公開鍵がわかればAさんの送金履歴といった個人情報はすべてわかってしまうのです。そのため、仮想通貨には匿名性はありません。

 

ですが、1人ずつ署名するのではなく、ある程度の人数をまとめて1つの署名を行うようにするとどうでしょうか。

 

誰の署名かわからなくなりますね。まとめる人数が多ければ多いほど特定が困難になってきます。これが「リング署名」です。誰が署名したかをわからなくし、送金履歴の特定できなくしてしまいます。

 

2つ目のワンタイムアドレスとは、送金時に1回限りのアドレスを発行することです。1回限りのアドレスなので、使用したらなくなります。アドレスから追跡されることはなくなります。

 

この2つによりモネロは高い匿名性を実現しています。誰にも口座情報をを知られたくない、という人には使いやすい通貨です。

 

 

 

モネロとビットコインの違い

ビットコインと違う点は下記の通り。

 

・匿名性
・発行枚数
・ブロックサイズの上限がない
・承認時間が2分

 

それぞれの違いがどういうことなのかを解説していきます。

 

〇匿名性
匿名性は、モネロの最大の特長です。例えば、ビットコインは誰に送金したのか?という情報が第三者にわかるようになっています。これに対してモネロは、リング署名とワンタイムアドレスにより、第三者に追跡されないようにしています。ビットコインと違ってモネロは、プライバシーに重点を置いた通貨なのです。

 

〇発行枚数
・モネロ…発行上限なし(1840万枚という話もあり)
・ビットコイン…2100万枚

といった違いがあります。モネロは発行上限がないので、皆に行き渡りやすい通貨ともいえますが、希少価値が高まりにくいという面もあります。発行上限がないため、モネロVという発行上限つきのハードフォークが2018年4月30日に行われる予定です。

 

〇ブロックサイズの上限なし、承認時間が速い

ビットコインのブロックサイズは1MBです。これぐらいのサイズだと、取引量が増えれば増えるほど、取引の処理が遅くなってしまい、決済にかかる時間が遅くなってしまいます。

 

しかし、モネロはブロックサイズの上限がないため、そのような心配はありません。多くの取引データを処理できます。

 

そのため、ビットコインよりも承認時間が速いです。ビットコインは約10分に対して、モネロは約2分で完了できます。承認時間が速いと決済や送金スピードが速く完了するため、素早い決済が必要な時は、モネロの方が向いているといえるでしょう。

 

 

 

 

モネロの価格推移を深掘り

 

過去チャートを深掘り


上記画像は2016年のXMR(モネロ)のチャートです。

 

2016年8月、世界最大級のオンライン・ダークマーケット「アルファベイマーケット」がモネロの決済を導入したとアナウンスされました。

 

 

赤〇部分をご覧ください。価格が10倍ほど跳ね上がっています。

しかし、2017年7月になると、「アルファベイマーケット」はアメリカ政府に摘発されて閉鎖に追い込まれます。

 

しばらくは価格が低調気味でしたが、2017年8月に韓国の大手取引所bithumbがモネロの上場を表明しました。これをきっかけに価格が急騰しています(赤〇部分)

 

 

 

現状の妥当な相場観

2017年12月には約477ドルまで上昇し、そこから下降トレンドに転換。その後は約150ドルでいったん底を打って切り替えしてきている局面です。直近ではもう一度底値を試して、底堅いと判断されれば安心感からの買いも期待できます。直近の高値である、約230ドルまでの上昇は見込めるでしょう。

 

しかし、そこからの上昇は現時点では難しいです。直近の高値を超えるまで需要が増えるにはもう少し良い材料が必要となります。

 

 

 

 

モネロの将来性について考察

 

2018年4月時点での時価総額は約3000億。仮想通貨全体では11位と、かなり注目されている通貨ともいえます。ここから注目される通貨になるためには、

・実生活での使用
・大手取引所に上場
・技術的な進歩

 

これらの要素が必要不可欠です。特に大手取引所に上場は、過去にも価格が急上昇するといったことが起きています。これは単純にモネロの知名度があがり、需要が増えるからです。このように注目されるニュースが増えれば増えるほど、価格は上昇していくと思われます。

 

これをふまえて、今後モネロの価格上昇となる要因をみていきましょう。

 

 

 

ハードフォーク

2018年4月30日に、ハードフォークを予定しています。通貨の名前は「MoneroV」。モネロ保有者はMoneroウォレットに入れておけば、1XMR=10XMVがエアードロップ(無料で配布)されます。

 

モネロは発行上限を決めていない通貨ですが、新しく誕生する通貨は発行上限を2億6000万枚と決めています。発行上限が決められていない通貨は、皆に行き渡りやすくなりますが、通貨の価値は下がりやすくなります。

 

しかし、ある程度発行上限を決めておくと通貨が必要以上に出回ることがないので、通貨の価値を維持しやすくなるのです。

 

このようなハードフォークとエアードロップが行われる直前には、価格が上昇傾向になりやすいです。イーサリアムクラシックもエアードロップがある、と報じられてから急上昇しました。

 

モネロは、まだまだ技術的にも未熟ともいえる通貨です。しかし、このようなハードフォークで技術的に進歩していけば、将来的な通貨の価値は高まるのが予想できます。このようなニュースは見逃さないようにしたいところです。

 

 

 

ダークネットでの採用

2017年にダークサイトの「アルファベイ」で使用されるとなった時、モネロの価格は一気に上昇しました。やはり、匿名性に特化しているためこのような闇取引のサイトに使われる可能性があります。

 

これは一般的にはよくないことではありますが、モネロの需要という面だけで考えると良いニュースといえます。モネロの高い匿名性はこのようなサイトでの利用に非常に適しているため、このようなサイトに導入すると間違いなくモネロの需要は増えて価格は上昇していきます。

 

 

 

扱う取引所が増える

韓国の大手取引所である「bithumb」で上場が決まったと報じられてから、価格が急上昇しました。モネロを扱う取引所が増えることで、単純に注目されます。また、今まで知らなかった人もモネロという通貨に興味もでてくるでしょう。認知されればされるほど、仮想通貨の価格は上昇する傾向にあるため、取引所に上場されるのは非常に重要といえます。

 

しかし、世界でみてもモネロを購入できる取引所は10社ほど。日本に関しては、モネロを購入できる取引所はありません。最近までは「コインチェック」で購入できましたが、不正アクセス事件以降から、取り扱いを中止しています。

 

モネロの注目度から考えると、まだまだ扱う取引所が増えてもおかしくはありません。増えれば増えるほど、通貨が認知されていき価格が上昇していくでしょう。

 

 

 

2018年に予定されている開発予定

2018年に開発が予定されているのは下記の3点。

・マルチシグネチャ対応
・Kovriプロジェクト
・BulletProofs

 

あくまで予定ですので、正確な日程はわかりません。

 

マルチシグネチャ対応とは、第三者が支払いに関わることで、安全な取引を行えるようにするものです。通常の取引では送信者と受信者で行われます。しかし、このような送金方法では信頼関係にない取引の場合、支払いがされていない、または品物が届かない、といったことも起きてしまいます。マルチシグネチャに対応し第三者が取引を監視することで安全な取引ができるようになります。

 

Kovriプロジェクトは、モネロの匿名性をさらに高める技術のことです。最後にBulletProofsですが、トランザクションサイズを最大80%削減する開発です。これにより手数料も80%抑えることができるようになります。

 

これら3点はあくまで予定です。開発が順調にいけば、通貨の価値そのものが上場していくのが期待できます。

 

 

 

今後の価格予想

2018年4月4日時点では約180ドルで推移しています。昨年の12月からずっと下げてきていますが、これからハードフォーク&エアドロップが予定されていることを考えれば、今の価格は安く購入しやすくなっています。まさに今が購入する時でしょう。最低でも直近約230ドル前後までの上昇は期待できます。

 

いずれにしても、モネロの匿名性に特化している特長は非常に面白いです。モネロに関する情報として参考にしていただければ幸いです。

 

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