更新日 2018.03.02
通貨

【徹底比較】ビットコインとビットコインキャッシュの違い5選

ビットコインキャッシュとは

ビットコインキャッシュは、2017年8月1日にビットコインからハードフォーク、つまり分裂をする事により誕生した仮想通貨です。ハードフォークが行われた「ブロック番号が478558」の時点で、ビットコインの保有者は同じ量のビットコインキャッシュを保有することとなりました。

 

ビットコインキャッシュは、アルトコインの1つとしてあげられています。しかしもともとはビットコインだったため、イーサリアム等の他のアルトコインよりも、ビットコインと類似する点が多くなっています。ビットコインキャッシュの通貨単位は、BCHとなっています。2018年1月時点の時価総額はおよそ4兆9千億円です。この数字は、ビットコイン、イーサリアム、リップルに次いで4位の時価総額となっています。

 

ビットコインキャッシュの大きな特徴の1つに、ブロックチェーンの上限値を8MBに拡大していることがあげられます。このため、送金などの処理は数秒で完了し、ブロックへの追加は数分で完了することが可能となりました。またこれは送金手数料の引き下げにも貢献しており、ビットコインキャッシュは世界中のどこにでも1円未満で送金できることがセールスポイントの1つとなっています。

 

ビットコインは街中でも使えるお店が出てきていますが、ビットコインキャッシュは誕生後半年程度にもかかわらず、飲食店を中心に使えるお店が出てきています。この面でも期待ができる仮想通貨です。

 

 

 

 

ビットコインキャッシュ誕生の歴史

ビットコインキャッシュは、もともとはビットコインから生まれたものです。ビットコインが便利で使いやすい仮想通貨であれば、わざわざハードフォークをしてビットコインキャッシュを生む必要も無かったわけです。

 

しかしビットコインの急速な普及に伴い、取引承認時間が長くなるなど、さまざまな不具合が生じました。これによりビットコインの価値は上昇したものの、仮想通貨としてのシェアは下がってしまいました。この問題を解決する過程において対立があり、ビットコインキャッシュが生まれる原因となりました。

 

ビットコインにおけるブロックチェーンのサイズは、1MBに制限されています。このため、1秒間に3~4件の取引が行えるようになっています。またマイニングの難度は、10分で解けるように難度が調整されています。これは、ビットコインの利用者が少ないうちは問題がありませんでした。しかし、2017年の仮想通貨ブームに伴って多くの人がビットコイン取引をするようになると、1MBのブロックチェーンでは増え続ける取引要求にこたえられなくなってきました。

 

これにより、送金手数料の高騰が起こることになりました。例えばCoincheckでは、2017年8月23日から9月20日までの間、送金手数料を通常の0.0005BTCから2倍の0.001BTCに値上げしていました。この問題はビットコインの問題として早くから議論されており、2015年以降数回にわたり、ブロックチェーンのサイズを8MB、または2MBに引き上げる提案がされてきました。

 

2017年5月、「デジタル・カレンシー・グループ」は「SegWit2x(セグウィット2x)」と呼ばれる提案を提出したことを契機に議論が行われ、その後この改善提案が実行に移されることとなりました。この改善提案には取引所のviaBTCや、中国でマイニングを行っている者が反対していました。結局2017年8月1日、ブロック 478559以降でビットコインから分裂する形で仮想通貨が誕生しました。これがビットコインキャッシュです。

 

 

 

 

ビットコインとビットコインキャッシュの比較

 

時価総額

ビットコインとビットコインキャッシュは、いずれも時価総額の大きい仮想通貨となっています。

 

■ビットコインの時価総額

時価総額:20兆円
時価総額ランキング:1位※2018年1月時点

仮想通貨でトップを維持し続けています。2017年初頭では1兆8千億円でしたが徐々に上昇を続け、7月時点では4兆円に達しました。これ以後はビットコインの急騰に伴い時価総額も上昇し、2017年12月には時価総額37兆円を記録しました。これは国の国家予算に匹敵する金額です。

 

 

■ビットコインキャッシュの時価総額

時価総額:3兆2千億円
時価総額ランキング:4位※2018年1月時点

 

ビットコインキャッシュは新しくできた通貨ですが、ハードフォーク当日の2017年8月1日夕方の時点で、すでに時価総額3位の通貨となっています。これはハードフォークにより、所持するビットコインと同量のビットコインキャッシュが付与されたためです。もともとのビットコインの時価総額が大きかったため、分裂先のビットコインキャッシュも時価総額が大きくなりました。2017年12月後半には、一時7兆2千億円を超えたこともありました。

 

 

 

チャート

■ビットコインのチャート
ビットコインのチャートは、2017年後半に大きな上昇を遂げました。2017年初頭では1BTC当たり11万円前後でしたが、徐々に価格は上昇し、7月時点では25万円前後まで値上がりしました。それ以降は急騰を続け、2017年12月には1BTCの価値が210万円を超えました。2018年1月現在ではある程度下落し、119万円程度となっています。

 

このような上昇基調は、以前にもありました。例えば2013年6月時点では1BTC当たり6千円程度だったものが、2014年1月に11万円前後まで値上がりした事例があります。但し今回は価値自体が大きくなっていることとビットコインを知る人が多くなったため、注目されているといえるでしょう。

 

また2017年12月に記録した最高価格からは、40%以上下落しています。

 

 

■ビットコインキャッシュのチャート
ビットコインキャッシュは、ハードフォーク翌日の2017年8月2日時点で1BCH当たり8万5千円でした。8月5日に一旦2万5千円まで下落した後、2017年10月までは3万5千円から7万5千円の間で推移しておりました。

 

しかし2017年11月以降急騰し、2017年12月20日に42万8千円の値をつけた後、2018年1月時点では1BCH当たり19万円前後で推移しています。とはいえ、ビットコインキャッシュはビットコインの6分の1ほどの価格です。そのため、ビットコインキャッシュの方がより購入しやすい価格であるといえます。

 

また2017年12月に記録した最高価格からの下落率は55%前後となっており、ビットコインよりも下落率が大きいことも特徴です。

 

 

 

将来性

ビットコインにもビットコインキャッシュにも、将来性はあります。しかし少なくとも短期的な視点でいえば、どちらというとビットコインキャッシュの方が将来性は高いといえるでしょう。それは、ビットコインキャッシュの方が成長の余地が大きい等の理由によります。

 

 

■ビットコインの将来性
ビットコインは2017年12月にかけて価格が大きく値上がりした後、その反動で大きく値下がりしました。またビットコインのブロックサイズは上限値の1MBに近づきつつあり、送金手数料も上昇傾向にあります。

 

しかしビットコインは仮想通貨の代名詞であり、知名度も抜群です。市民の関心も高くなっていることも特徴です。また街中において、ビットコインで支払える店舗も増えてきています。このため、ビットコインの将来性はあると考えて良いでしょう。

 

 

■ビットコインキャッシュの将来性
ブロックサイズの拡大の余地の有無は、将来性を見る上で一つのポイントとなります。ビットコインキャッシュのブロックサイズの平均値は2017年12月以降拡大を続けているものの、まだ2MB程度です。上限値は8MBですのでまだ余力があり、拡大の余地があるといえます。

 

これは送金手数料とも関連しており、ビットコインキャッシュの送金手数料はビットコインの10分の1程度と安価です。

 

またビットコインキャッシュは複数の開発チームで行われていることも、将来性としてあげられます。仮想通貨はIT技術を活用したものですから、より完成度の高い仮想通貨のしくみができることが期待できます。

 

 

 

 

ビットコインとビットコインキャッシュの違い

 

単位が異なる

■ビットコインの場合
ビットコインの通貨単位は、BTCとなっています。

ただしビットコインにおいては1BTC当たりの価値が高騰しています。そのため、ビットコインを買いやすくするよう、単位を1Bitsに変更する動きが出ています。1Bitsは100万分の1BTCに相当しますから、これが適用されるとチャートも変更されるでしょう。ビットコインを購入する人はチャートを見る方も多いと思いますので、ビットコインの買いやすさにつながります。

 

 

■ビットコインキャッシュの場合
ビットコインキャッシュの通貨単位は、BCHとなっています。

ビットコインキャッシュにおいては、1BTC当たりの価値は19万円前後と、それほど高くはありません。そのため、ビットコインのように単位の変更といった動きは見られません。

 

 

 

技術的な面

ビットコインとビットコインキャッシュには、技術的な面でいくつかの違いがあります。

■ビットコインの場合
ビットコインではブロックチェーンの容量の上限が1MBのため、1秒間に3~4件の取引しかできません。またSegwitを実装しているという特徴もあります。これはビットコインキャッシュと分裂した際の大きな争点でもあります。

 

 

■ビットコインキャッシュの場合
ビットコインキャッシュではブロックチェーンの容量の上限が8MBとなっています。そのため、1秒間の取引可能数はビットコインよりもはるかに多くなります。

 

またSegwitを実装していない点も特徴です。ビットコインと異なり、ビットコインキャッシュの公式サイトによると、今後も実装する考えはないと記されています。

 

また、ビットコインのトランザクションはSIGHASH_FORKIDを採用しています。ビットコインではこの署名形式は無効とされていますので、ビットコインキャッシュの取引でビットコインに影響を与える事態、またその逆の事態は発生しません。

 

 

 

送金が早く、また送金手数料が安い

ビットコインでは、送金のスピード、及び送金手数料に大きな違いがあります。ビットコインの弱点を克服したものが、ビットコインキャッシュという考え方もできるでしょう。

 

■ビットコインの場合
ビットコインは1秒間に3~4件しか処理ができないため、送金依頼が増えると処理完了までに時間がかかります。実際にビットコインの取引数が大きく増加した2017年では、取引完了までに数日かかるケースも出てきました。これにより、送金手数料も倍以上に増えるケースも出ています。またビットコイン自体の価値が上昇したことにより、送金手数料が数百円に達することもあります。

 

 

■ビットコインキャッシュの場合
ビットコインキャッシュはビットコインよりも1秒間に多くの取引処理を行うことができます。そのため、ビットコインで発生していた「取引の需要が増えたために送金手数料が上がる」といったこともありません。これにより、世界中どこにでも1円未満で送金でき、数秒での送金完了を実現しています。

 

 

 

開発やマイニングに関与する人々や体制、支持する人々やグループが異なる

もともとビットコインのSegwit実装に反対して分裂したのがビットコインキャッシュです。そのため、開発やマイニングについての考え方について、相違点があることは当然ともいえるでしょう。

 

 

■ビットコインの場合
ビットコインは、欧米を中心に世界各地から支持を得ているといえます。ブロックチェーンのサイズ増加を必須としない勢力の集まりといえるでしょう。現在ではコア開発チームが開発を担っています。ハードフォーク時点では、マイナー全体の85%から支持を得ていたと言われています。

 

 

■ビットコインキャッシュの場合
ビットコインキャッシュは、香港や中国のマイナー勢の支持により、ビットコインから分裂したものです。ブロックチェーンのサイズ増加を必須とする勢力の集まりといえます。開発体制は分散型を目指していますが、ビットコインキャッシュは始まったばかりですので、この点についてはこれから注視していく必要があるでしょう。

 

 

 

一般の商店やインターネットショップなどで使えるかどうか

決済通貨として利用できるかどうかという点にも、大きな違いがあります。この点では、仮想通貨としての歴史が長いビットコインの方が優れている点です。

 

 

■ビットコインの場合
ビットコインでは、多くのインターネットショップで利用可能となっています。bitFlyerといった仮想通貨取引所が運営するものはもちろん、DMM.comやTouch mallなどで利用可能です。中にはビットコインモールといった仮想通貨決済専用のインターネットモールもある他、CAMPFIREといったクラウドファンディングサイトでも利用可能なものもあります。

 

またビットコインでは、街中にある商店等で利用できるお店が増えてきています。例えば、ビックカメラやメガネスーパーなどで利用可能です。

 

 

■ビットコインキャッシュの場合
ビットコインキャッシュは2017年8月から始まった仮想通貨ということもあり、まだ商店やインターネットショップで十分使えるとはいえません。現在では、10数件の飲食店で利用可能な程度にとどまっています。

 

 

ビットコインもビットコインキャッシュも扱える取引所一覧

▼スマホの方は横スライドでご覧ください▼

取引所 仮想通貨 取引手数料 出金手数料 送金手数料 レバレッジ 特徴

GMOコイン
(仮想通貨FX)
BTC
ETH
BCH
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XRP
無料 無料 無料 最大
25倍
即時入金/出金手数料が無料
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BTC
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5倍
13種類の仮想通貨
電気代の支払いもビットコインで可能

bitflyer
(Lightning FX)
BTC
ETH
ETC
LTC
BCH
MONA
LSK
0.2% 無料 0.0004BTC 最大
15倍
高速取引ツール
セキュリティ世界一の評価
他社と比べても圧倒的に見やすい画面

bitpoint
(ビットポイントFX)
BTC
BCH
ETH
LTC
XRP
無料 無料 無料 最大
25倍
MT4ツールで取引が可能
注文種類が豊富で短期トレーダーにおすすめ

bitbanktrade
(BTCFX?)
BTC
BCH
ETH
XRP
LTC
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無料 0.0005ETH 0.0001BTC 最大
20倍
通貨ペアはBTC/USDのみ
BTCを証拠金に取引
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QUOINEX
BTC
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QASHの取引が可能
LINEでのサポートがある

DMMBitcoin
BTC
ETH
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5倍
7種のアルトコインでレバレッジ取引可
LINEでのサポート
口座開設で1000円プレゼント

Bit Trade
BTC
ETH
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LTC
BCH
MONA
0.2~0.3% 648円 無料 なし 最先端の取引ツール

 

 

 

 

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Bittrex仮想通貨--0.0005BTC0.25%--
cryptopia仮想通貨--0.0001BTC0.2%--
Bitconnect.co仮想通貨--0.03BTC0.25%--
Aidos Market仮想通貨--$5 USD0.09~0.2%--
Yobit仮想通貨、クレジットカード、オンライン決済、電子マネー--0.0001BTC0.2%--
KuCoin仮想通貨--0.000001BTC0.1%--
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